婦人科の漢方薬

今日は婦人科疾患に頻繁に使われる漢方薬を2つご紹介します。
補腎生活とどうかかわりがあるかというと、腎=生殖機能を
司るため、女性は常に婦人科系統を整えていることが大切だからです。

写真の右の大きいほうが当帰(とうき)、左が川芎(せんきゅう)です。
ともに婦人科の、生理の調子を整えるときによく処方に入ります。

当帰は血を補う代表生薬で、
血を増やしてさらさら流すことによって
身体を温めるという作用もあります。
その他の効能として、止痛や滑腸(お通じを出しやすくする)などもあります。

川芎は血をめぐらせる代表生薬で、
瘀血(古い汚れた血のこと。血の流れが悪いことも指す)を溶かし
血をさらさらにする作用、また止痛の作用を持つことから
生理痛や血の流れが悪いことが原因の痛みを解消します。

当帰と一緒によく用いられ、ペアになることによって、さらに
活血散瘀(血をさらさらにして瘀血を溶かす)
行気止痛(気を流して痛みを止める)の力を強めることが出来ます。

婦人科疾患、特に生理痛を治す生薬として
「血府逐瘀湯」や「四物湯」「温経湯」などの有名処方には
必ず当帰と川芎は一緒に入っています。

女性の生理を整え、辛い痛みを取り除いてくれる
女性のための名コンビですね。
e0091983_19583611.jpg

[PR]
by touhoubijin | 2007-12-04 19:58 | 漢方薬


<< 冬は黒・黒・黒・・・ 冬に向けての過ごし方 >>