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むくみの季節対策: はと麦

香港の春、湿気がすごい季節になってきました。
こう毎日100%近い湿度が続くと体の中に湿がたまりやすくなります。
湿邪の性質は「重」と「粘」。
体が重だるく感じたり、頭が物をかぶったような痛み、
関節が重く動かしにくいなどのほか、尿量減少、むくみが現れます。

そんなときの特効薬が薏苡仁。(ヨクイニン)
これははと麦の成熟種子を乾燥したもので、
脾、胃、肺によく、余分な水分を出してむくみを解消してくれます。
そこで、こんな季節の主食に、はと麦ごはんはいかが?

はと麦は両手でこすり合わせるようによく洗う。(独特のにおいが残るため)
30分~できれば一晩水につけて、2-3倍の水でやわらかくなるまでゆでる。
お米2合に、ゆではと麦50グラムを加えて普通の水加減で炊く。
プチプチとした食感が楽しいごはんです。
おかゆにしてもいいですね。

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by touhoubijin | 2006-03-23 23:25 | 薬膳料理

滋養強壮スープ: 山芋

咳や熱の出る風邪をひいて体力を消耗した後などに最適なスープをご紹介します。

豚肉、とうもろこし、にんじんの具に淮山という生薬を入れます。
このスープの効能は滋陰潤燥(体液を増やし乾燥した部分をうるおす)
             益気健脾(気を増やし、脾を健やかにする)です。

淮山は山芋の根を乾燥させたもので、
気を補い身体を潤すはたらきがあります。
一晩水につけて柔らかくし、鍋に入れて煮込むと真っ白だった色が透明に
なってきて、ほくほくとしたおいもになります。
苦味があるわけでも、スープの色をにごしたりするわけでもなく
とても料理に使いやすいお気に入りの生薬です。


豚肉は一度ゆでこぼし、乱切りしたにんじんとぶつ切りしたとうもろこしを合わせて
ひたひたの水で煮込みます。
はじめから淮山も入れてください。
コトコト弱火でふたをして1時間ほど煮込みます。塩でお好みの味に調節してください。
とうもろこしの自然の甘さが優しい、身体がほっとするスープです。

 
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by touhoubijin | 2006-03-10 16:21 | 薬膳スープ

私の栄養ドリンク: 黄耆

疲れたときの「グイッと一杯」に、こんな栄養ドリンクを飲んでいます。

左下の小瓶は北芪(黄耆の最高級品)の成分が抽出されたドリンクで、
疲れたとき、気力低下のときの最適薬で肺と脾の気を補い
体力と気力を回復させます。

また、寒がりで血虚になりやすいという自分の体質から、
よく棗を煮出して生姜のスライスを加え、
氷砂糖(香港で使うのは黄片糖)をひとかけら加えて作る
こんなお茶をよく飲んでいます。

誰でも疲れるときはあるもの。
ここぞというときのお助け薬がそばにあると安心ですね。
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by touhoubijin | 2006-03-08 11:10 | 漢方薬