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美肌ドリンク


香港の薬膳茶から、今日は杏仁茶をご紹介します。
固まっていない杏仁豆腐のような味で、
デザート感覚で飲めるおいしいお茶です。

杏仁はアンズの種の核にある胚乳で、これはれっきとした漢方生薬です。
のどの炎症や咳止めに用いられるほか、肺や皮膚をうるおす効果が高いことから美肌の生薬としても有名です。

南杏と北杏があり、南杏は粒が大きく甘みがあり、
北杏は苦味と毒性はあるが薬効も高く、
南杏:北杏=6:1の割合で混ぜて使います。
北杏の毒とは銀杏が持つ毒と同じ「青酸」で、
この毒はしっかり熱を加えると消えます。
銀杏も北杏も、多量に採らない、必ず火を通すということが大切です。

日本では杏仁の実を粉にした杏仁霜が手に入りやすいので
こちらを使ったレシピです。

<材料>杏仁茶(湯のみ一杯分)
杏仁霜 大さじ1~1と2分の1
熱湯 150cc
クコの実 一粒


<作り方>
杏仁霜を湯飲みにいれ、熱湯をそそぎ静かにかき混ぜて溶かす。
クコの実を一粒浮かべる。

注)杏仁霜にはふつう糖分も混ぜられていることが多いのですが、好みで氷砂糖やグラニュー糖を足してください。

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by touhoubijin | 2007-05-25 10:20 | 薬膳茶

心に効く苦味

新年度始まってしばらく経つと、緊張や疲労が溜まってやってくる「五月病」。
皆様は大丈夫ですか?

「心」(=しん)は東洋医学では
①血液を全身に運行させる
②精神活動、意識、思考を統括する

臓器として、五臓の中でも一番のボスとしての地位を占めて
臓腑の機能活動を主宰しています。

鏡で自分やお子さんの舌を見てみてください。
他の部分より舌の先(先端)が赤い場合、
「心に火がある」状態です。

これがある場合、夜中なんども起きたり夢をよく見るなどの睡眠障害や
怒りっぽい、いつも心配事が多く胸がざわざわするなど気分が落ち着きません。
血液循環に障害があると、動悸や息切れ、不整脈などとなって現れます。

「心」によい食材といえば、五行学説の理論から「苦味のある食べ物」です。

セロリや緑茶、きゅうりやパセリ、三つ葉、ピーマン、など
それ自体に自然な苦味のあるものは適量採ると「心」の働きを助けます。

日本からのとても貴重なふきをいただいたので、ごま煮にしてみました。
さわやかな苦味がまさにこころに効きました。

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by touhoubijin | 2007-05-09 10:23 | 薬膳料理