夕方、マンションの窓からどこかのおうちで漢方薬を煮出す匂いが漂ってきます。
私と漢方薬との出会いは日本で、元気な赤ちゃんを妊娠したくて飲み始めたのがきっかけでした。 その後、妊娠中も、授乳中も、そして現在もその時々に必要な漢方薬を頼りにして身体のバランスを整えています。 香港に住むようになってから、早速本場で処方してもらおうと中医クリニックをたずねると、ひとつ日本の漢方薬との大きな違いに気がつきました。 日本では「当帰芍薬散」「小柴胡湯」などという、いくつかの生薬の組み合わせがすでに決まっている方剤の中から、自分の証(=体質)にあうものを処方してもらって飲んでいました。 ところが香港では、生薬をずらりと15~6種類完全オーダーメイドで処方してくれます。その分、中医師はすべての生薬の性質から組み合わせの禁忌までを把握していなければなりません。 煮出して飲むのが一番効き目がいいとされていますが、希望によってはエキス剤をお湯に溶かして飲む方法もあり、手軽に漢方薬を飲めるようになりました。 右端から時計回りに 陳皮、何首烏、茯令、五味子、当帰、人参、中央が党参
by touhoubijin
| 2005-10-07 15:10
| 漢方薬
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