あけましておめでとうございます。
南国香港でも一年で一番寒い季節を迎えています。 身体が冷えやすく、ますます補腎を心がけねば!と 気を引き締める思いです。 皆様はいかがですか? さて、「朝元気に起きられない」「疲れが取れない」「下半身が重だるい」と 患者様が訴えたときによく処方に入る2種類のお薬をご紹介します。 ぺらぺらの葉っぱの方は淫羊藿(いんようかく)といい、 細長いほうは巴戟天(はげきてん)です。 ともに 補腎助陽(腎を補い身体を温める) 袪風除湿(余分な湿気を排出して痛みを取る) 作用があります。 この他、生殖能力を高めたり、身体を元気にしてだるさを取ります。 淫羊藿は日本でもイカリソウという名前で養命酒に入っており 古くから強壮剤として親しまれています。 香港大学の教授から淫羊藿は必ず修治(加工)して使うこと!!と習いました。 羊の脂肪で修治するとより生殖能力を高められるのだとか。 生薬の名前としてはちょっと意味深ですね。
by touhoubijin
| 2008-01-18 14:24
| 漢方薬
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